知っててよかった!

がんの意外なQ&A

そもそも「がん」ってどんな病気?
がんって自分に関係あるの?
2人に1人が、がんになる時代です。

がんは昭和52年以降、福岡県の死因第1位であり、年間約1万6千人の県民ががんで亡くなっています。つまり、がんは誰もがかかる可能性のある身近な病です。

症状が出てから気をつければいいでしょ?
ほとんどの場合、早期のうちは自覚症状がありません。

初期のがんは自覚症状が無いことがほとんどです。「健康に自信がある」「検診がめんどくさい」「異常がでてからで大丈夫」そう思っていると発見が遅れ、がんが進行してしまうかもしれません。

がんって治るの?
早期発見なら9割以上が治ります。

今やがんは、不治の病ではありません。早期発見と早期治療で9割以上のがんは治ります。そのため、症状がなくてもがんを早期発見できる「がん検診」で命を守りましょう。※がんと診断されてからの5年生存率

「がん検診」行こう!
いつ、どんな検査に行けばいいの?
国が推奨している5つのがん検診をチェックしましょう。

がん検診は科学的にがん死亡率の減少が検証されています。国が受診をすすめているがん検診は、次の5種類です。それぞれの対象年齢や受診間隔を参考に、がん検診を受診しましょう。

対象年齢 受診間隔 検査方法
子宮頸がん検診 20歳以上 2年に1回 問診、視診、細胞診、内診必要に応じてコルポスコープ検査
乳がん検診 40歳以上 問診及び乳房X線検査(マンモグラフィ)※視診、触診は推奨しない
肺がん検診 毎年 質問(問診)、胸部X線検査、喀痰細胞診(対象該当者)
大腸がん検診 問診、便潜血検査
胃がん検診 50歳以上※胃部X線検査は40歳以上に対し実施可 2年に1回※胃部X線検査は毎年実施可 問診、胃部X線検査または胃内視鏡検査
がん検診って、費用が高いんじゃない?
市町村が実施するがん検診、実はおトクです。

市町村が実施しているがん検診は、費用の補助があるため比較的少ない自己負担額で受診できます。詳細は各市町村で異なりますので、お住まいの自治体の情報を検索してみてください。

自己負担0円 〜
最大3,000円程度

市町村がん検診受診の流れ

市町村がん検診

受診の流れ

集団検診の場合

市町村担当窓口で予約

  • 検診の日時・場所があらかじめ決まっています。
  • 事前に市町村窓口で予約が必要です。
個別検診の場合

直接実施医療機関で予約

  • 自分の都合に合わせて受診できます。
  • 直接、実施医療機関に予約ください。
受診と結果確認

がんの疑いあり(要精密検査)

がんの疑いなし(精密検査不要)

市町村がん検診窓口一覧
「子宮頸がん」はこちら

若年女性に向けたがん検診促進事業 Cプロジェクト

福岡県と西日本工業大学、福岡県立大学、
純真学園大学、久留米大学の女子学生が共同で
企画制作しました。

福岡県内の若年女性のがん検診受診率向上をめざす取り組み、Cプロジェクト
Cプロジェクトでは、福岡県と県内4大学の女子学生8名が、啓発リーフレット・ポスター・動画・グッズ等を共同で企画制作しました。※Cプロジェクトの「C」は「Cancer(がん)」の頭文字。

  • 福岡県
  • 西日本工業大学
  • 純真学園大学
  • 福岡県立大学
  • 久留米大学

福岡県がん感染症疾病対策課